一風変わった踊り場を持ち、末広がりの見事な脚線美を持つこのタワーは、JJ1ZWQ東京スペクトロンハムクラブのメインタワーです。
このタワーは旧郵政省電波研究所(東京、小金井)にあり、取り壊される直前に、これを知った初代社長(JG1XSF)が、タワーの由来を聞いて、1987年に引き取り再建したものです。
このタワーは日本が米ソの人工衛星からの電波の受信研究用に建てた、宇宙通信の草分け的なタワーなのです。
1957年、史上初の人工衛星スプートニク1号からの信号を日本で初めてキャッチし、初の有人衛星ガガーリン少佐の乗ったウォストーク1号“地球は青かった”。ウォストーク6号MISテレシコワの“私はかもめ”、ヤーチャイカ等を受信しました。
(1988年4月CQハムラジオ表紙に掲載)



現在の本社工場は、1986年に戸田市より移転し、旧科学技術庁より放射性同位元素の使用許可を得ました。
初代社長畠山勉は、この会社を興す前、船の通信士として外洋で活躍しておりました。生涯、海と船を愛し、社内の装飾にも航海船舶機器が所々に使用されています。